
人生で一番ハマったRPGである空の軌跡FC。リメイク版の『空の軌跡 the 1st』も流石にプレイしないとなと思い、購入から数ヶ月、ようやくクリアしました。
僕はこれまでに『英雄伝説 空の軌跡FC』を何周もプレイしており、PSP版だけでなくPS Vitaの『空の軌跡FC Evolution』もプレイしています。
この記事では、原作を何度も遊んできたファン目線から、実際にプレイして感じたことを紹介します。
なお、この記事を書いている時点で1周目のストーリークリア後です。そのため、2週目の要素や難易度調整は行っておらず、ノーマルでのプレイ感でお届けします。
結論から言うと、
『空の軌跡 the 1st』は、原作の魅力を残しながら、現代のプレイヤーでも遊びやすいように大きく進化したリメイクだと感じました。
グラフィックは見下ろし型のちびキャラから3Dへ大幅に変わり、戦闘システムは原作からアクション要素の追加により、「昔のRPGは戦闘が面倒そう」と感じる人にも遊びやすくなっています。
空の軌跡 the 1stとは?
『空の軌跡 the 1st』は、『英雄伝説 空の軌跡FC』をフルリメイクした作品です。
原作である『空の軌跡FC』は、2004年にPC版が発売され、その後PSPやPS Vitaなどにも移植された作品。軌跡シリーズは今や10作品以上あり、僕自身もすべてプレイできていません。
今回の『空の軌跡 the 1st』では、空の軌跡以降に発売された軌跡シリーズ同様グラフィックが一新され、キャラクターやフィールドも3Dで描かれています。
平成のやや古い感じから令和の今でも通用するゲームに生まれ変わりました。
原作を知っている僕からすると、見た目以上に別のゲームになったと感じました。
FCを何周もプレイした僕が「空の軌跡 the 1st」を遊んでみた
僕にとって『空の軌跡FC』はかなり思い入れのある作品です。
PSP版を何度もプレイし、その後PS Vitaで『空の軌跡FC Evolution』もプレイしました。ストーリーの大筋はもちろん、キャラクターや街、イベントなどもある程度覚えています。
だからこそ今回のリメイクを遊ぶ前には、またお金払って同じゲームをするのもなあ…とも思いましたが、めっちゃ面白かったです。
原作プレイ時に感じたこのゲーム特有のめんどくささがほぼ全部解消されているので、まじでおすすめします。時間ない方にもプレイしやすいと思います。
空の軌跡 the 1stをプレイして感じた良かった点
やっぱりストーリーが面白い
まず一番に感じたのは、ストーリーの完成度は今遊んでも高いということです。
『空の軌跡FC』はかなり古い作品なので、今プレイするとどうしても時代を感じる部分があります。(特にイラストとかセリフなんかはね…)
それでも、ストーリーそのものが面白いため、そこまで気になりません。
エステルとヨシュアを中心に、リベール王国を旅しながら物語が進んでいく構成は、今遊んでも十分楽しめます。
むしろ、グラフィックやシステムが現代的になったことで、原作で魅力的だったストーリーをより快適に楽しめるようになった印象です。
ただ、ゲームの特性上、前後半に分かれたストーリーのため次回作も購入しないと楽しみは半減です。空の軌跡のエステルとヨシュアの話は必ず2作プレイしないと楽しめません。それ以降の軌跡シリーズはまあやらなくてもいいんですけどね。
戦闘システムがかなり進化している
個人的に一番驚いたのが戦闘システムです。原作を知っている人ほど、この変化には驚くのではないでしょうか。
『空の軌跡 the 1st』では、フィールド上でキャラクターを操作して敵を攻撃するアクション要素と、従来のようなコマンドバトルを組み合わせています。
そのため、敵と遭遇するたびに毎回同じようなコマンド入力を繰り返すだけ、という戦闘になりません。RPGってどうしても戦闘がだるくなったりするんですが、雑魚戦はアクション、ボス戦はコマンドバトルというような切り替えもできます。
この2つを使い分けられることで戦闘のテンポがかなり良くなりました。レベル上げが苦行じゃなくなり、サクサクプレイできます。
もちろん難易度調整ができるので、戦闘したくない人はベリーイージー、がっつりやりこみたい人はハードの上のナイトメアでプレイする、といったことも可能です。
RPG初心者でも楽しみやすい
軌跡シリーズは『空』、『零・碧』、『閃』、『創』、『黎』、『界』と長くシリーズものとして発売されており、どの作品も同じ大陸の、同じ世界観の物語です。
本作品は軌跡シリーズの第1作品目なので登場人物も少なめ、ストーリーもシンプルでとっつきやすいJRPGです。また、『the 1st』では戦闘そのものが分かりやすく、アクションも取り入れられています。
「コマンドRPGは好きだけど、毎回同じ戦闘を繰り返すのは少し苦手」
という人でも遊びやすいと思います。
逆にアクションが苦手な人でも、コマンドバトルを使って戦えるので、自分に合った遊び方ができます。

マップ機能とファストトラベルが便利
原作をプレイしたことがある人ほど、この部分はありがたく感じるのではないでしょうか。
『空の軌跡』の魅力の一つは、メインストーリーだけではありません。
街の人たちとの会話、サブクエスト、宝箱、戦闘、アイテムなど、寄り道をしながら世界を探索する楽しさがあります。軌跡シリーズの一番の魅力は世界観にどっぷり入り込み、隅々まで探索したくなる作りこみなんですがリメイク前の当時は古いゲームなので、移動が面倒に感じる場面もありました。
今回の『the 1st』ではマップ機能やファストトラベルが用意されているため、以前よりもかなり移動しやすくなっています。今の時代ではファストトラベルなんかは当たり前に見ますが、個人的にはかなり重要だと思っています。
ファストトラベルによって移動の負担が減ったことで、寄り道にも手を出しやすくなりました。

宝箱の位置も表示され、そのマップですべて入手したらアイコンが消えるため取りこぼしも少なくなりました。
空の軌跡 the 1stで気になった点
ここまで良かったところを書いてきましたが、もちろん気になる部分もあります。
声優変更には最初は違和感があった
今回のリメイクでは、声優がほぼ全員変更されています。長年プレイしてきた作品なので、「このキャラクターはこの声」というイメージが自分の中にできています。
特に一部のキャラクターについては、ストーリーを進めても最後まで完全には違和感が消えませんでした。カシウスやクローゼは特に自分にはハマらず。
これは新しい声優さんの演技が悪いという話ではありません。長年原作をプレイしてきた自分の中にある「昔の声のイメージ」が強すぎるだけで、初めてプレイする人なら、そこまで気にならないのではないかと思います。
これは原作ファンならではの評価かもしれません。
戦闘は強い行動を覚えてしまえば簡単になってしまう
今作はリメイク前よりもアクションでの戦闘面はサクサク、コマンドバトルはじっくり戦うようになっています。アクションはそもそも雑魚専用なのでいいのですが、コマンドバトルはやっぱり強行動が存在します。
どのキャラクターも特徴があって使いやすいのですが、どのキャラクターでもできてしまう行動さえ覚えていれば戦闘はあまりハラハラしませんでした。
でもリメイク前は結構ゲームオーバーになっていた記憶もあるので自分が空の軌跡に慣れているだけかも…?
そもそも難易度変更もあるのでこれはお好みで変更できるので、いつかナイトメアでクリアしないと。
空の軌跡 the 1stはこんな人におすすめ
ここまでプレイしてみて、特におすすめしたいのは次のような人です。
空の軌跡FCが好きだった人
原作を何周もプレイした私でも、もう一度ストーリーを追いながら楽しめています。
「昔遊んだ空の軌跡をもう一度遊びたい」
という人にも、本当に新鮮な気持ちで遊びなおせるのでかなりおすすめです。
軌跡シリーズを初めて遊ぶ人
『空の軌跡 the 1st』は、軌跡シリーズの入り口としても、RPGに挑戦する人にも遊びやすい作品だと思います。
シリーズ作品が多いため、
「今から軌跡シリーズを始めても大丈夫?」
と思っている人もいるかもしれませんが、空の軌跡が物語の一番最初なので安心です。
コマンドRPGの戦闘が苦手な人
アクション要素が追加されたことで、従来のコマンドRPGよりもテンポよく遊べます。
「RPGは好きだけど、雑魚敵との戦闘を何度も繰り返すのが面倒」
という人には、この変更はかなり嬉しいと思います。
【結論】空の軌跡 the 1stは「原作の良さを残した神リメイク」
とりあえずメインストーリー1週クリア、サブクエ全部クリア、やりこみ要素半分ほどプレイした感想としては、
『空の軌跡 the 1st』はかなり良いリメイクだと思います。
原作のストーリーはそのままに、グラフィックや戦闘システム、マップ、ファストトラベルなどを現代向けに進化させています。
特に戦闘は原作から大きく変わっており、アクションとコマンドを組み合わせることで、RPG特有の戦闘のダレを感じにくくなっています。
一方で、原作ファンとしては声優変更に違和感を覚えたり、戦闘が楽に感じたりする部分もありました。
それでも、何度も遊んできた僕が改めてプレイして、
「やっぱり空の軌跡FCのストーリーは面白い」
と思えたことが、一番大きな収穫でした。
昔の作品を現代のゲームとして遊び直したい人にも、空の軌跡を初めて遊ぶ人にも楽しんでもらえる作品だと思います。
『空の軌跡 the 2nd』発売までもう間もなく。そちらも予約済みなのでプレイして気づいたことがあれば、別記事にしていきたいと思います。

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