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理学療法士が考える高齢者のゲームの位置付け

ゲームレビュー

ゲームが与える高齢者への影響

10年以上前、介護予防やリハビリ目的でWii fitでバランス練習をしたり、DSの脳トレゲームをさせたりなんてことが一時期流行りました。

2023年に任天堂は全国にサービス付き高齢者住宅を多数運営している学研ココファンにNintendo Switchを配布したり

任天堂株式会社 ニュースリリース :2023年11月1日 – Nintendo Switchを用いた高齢者向けイベントに関する取り組みについて|任天堂
任天堂株式会社のニュースリリースです。

その学研ココファンでは施設入居者向けにゲーム大会なんかも開いてるようで

任天堂との協業 テレビゲームで楽しむ | サービス付き高齢者向け住宅の学研ココファン
任天堂と共同事業で、Nintendo Switchを導入。ゲームを使用したレクリエーションイベントや、子どもたちとの多世代交流に活用しています。

高齢者に対してテレビゲームを通して人生をより豊かにできるような取り組みが社会に少しずつ浸透しているような気がします。

一方で僕が理学療法士として働いてて、施設でそんな取り組みをしているというのは仕事上聞いたことがありません。施設に入居して趣味のゲームを持ち込む人ならいましたけどね。

そもそも昔はゲームをすると頭が悪くなるとか目が悪くなるとか、いろんな悪評が蔓延してゲーム=悪みたいな風潮でしたよね。DSやWiiが大人向けのゲームを出し始めた頃くらいから徐々にこの風潮も薄れていったような気がします。

どんなゲームが有効なのか

ある研究を見つけたのですが、太鼓の達人、世界の遊び大全、といった若年層にとっては馴染み深く簡単なゲームを高齢者に行わせたものがありました。個人的には世界のアソビ大全は色んなボードゲームがあり、高齢者にもプレイしやすいのかなと思ったのですが意外なことに一番ウケが良かったのは太鼓の達人でした。

みんなで盛り上がれる

リズム良く体を動かせる

といった評価を得て、世界のアソビ大全はあまり盛り上がらなかったという意見がありました。

そもそも高齢者に対して、どんな目的があって、なぜゲームをプレイするのが手段として選ばれたのかは考える必要があります。

新しいことへの挑戦?

趣味だった?

認知機能低下予防?

運動機能向上?

高齢者とカテゴリーされることもちょっと微妙ですよね。健康で仕事をしている人もいれば介護を受けている人もいます。アクティブな人もいればおとなしい方もいます。

最近のゲームには実際に体を動かしたり、VRを使って実際に違う空間にいるような体験ができたり、音声やカメラを使ったりも、ただ画面を見て指先を動かすだけの世界では無くなりました。

僕は理学療法士という仕事上、対象者の生活や人生について関わることが多いんですが、特に運動機能(立てるのか、歩くための関節の機能が保たれてるとかそういうの)について着目することが専門です。

ゲームって誰でも楽しめるツールの中でみなさんが元気に過ごせるようになるんだったら良いなと思いました。(感想)

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